

中古車はお店選びがすべてって言われるくらいだからね。
では、お店の選び方について詳しく解説していくね。
「中古車購入を成功させる秘訣はお店選びにあり」って言われるくらい、中古車購入時のお店選びの重要度は高いと言えます。
なぜなら同じ車種で似た状態の中古車であっても、販売価格や保証サービスはお店によって異なるからです。
値段の安さだけで選ぶのではなく、スタッフの対応や保証サービスも加味した上で比較検討することが重要となります。
しかし、中古車を販売しているお店は多数存在するため「どうやってお店を選べば良いのだろう」と悩む人もいるでしょう。
そこで本記事では、中古車を購入するときのお店選びのポイントについて詳しく解説していきます。
もくじ
販売店で決まる車選び
中古車選びは「車選びではなくお店選び」と言われています。
購入する時も、購入した後も安心して楽しいカーライフを送れるかどうかはお店で決まってきます。
買うお店によって車の質も購入した後のアフターサポートもまるで異なります。
では、どのようお店がよい販売店と言えるのでしょうか?
以下の5つを確認していきましょう。
- お店の整理整頓ができていて雰囲気が良い
- 保証やサービスの内容が充実している
- 中古車の取り扱い台数が多い
- 親身になって車を提案してくれる
- わかりやすく質問に答えてくれる
- 諸費用の内訳が明確になっている
- 快く試乗させてもらえる
では、それぞれを詳しく見ていきましょう。
お店の整理整頓ができていて雰囲気が良い
まずは、店内の雰囲気やスタッフの身なりをチェックしましょう。
さらに、お店の中が綺麗に掃除されていることはもちろんですが、展示されている車の綺麗さにも目を向けてください。
車が一台一台洗車され、綺麗な状態に保たれていれば、細かいところまで手を抜かず営業している店だとわかります。
逆に砂まみれや雨ジミたっぷりの車が並んでいたら、そのお店は要注意です。
保証やサービスの内容が充実している
中古車といってもユーザーがすぐに乗れるように整備して販売しているため、購入後すぐに部品が壊れたり修理が必要になったりすることはあまり無いでしょう。
それでも定期的に消耗部品の交換が必要ですし、長く乗っていれば故障することも考えられます。
なので、自身にとって満足できる必要な保証サービスがあるかどうかを事前に確認しておきましょう。
もしも粗悪な車を販売していれば、何度も修理をすることになるため保証制度を設けているお店は赤字となってしまいます。
つまり保証が充実しているという事は、「販売している車が良質である」という自信の裏付けでもあります。
逆に保証が無い車は、故障の発生リスクが高いと思われるので購入を避けるべきでしょう。
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中古車の取り扱い台数が多い
中古車の取り扱い台数が多いということは、それだけ多くの車を比較検討できるということです。
選択肢が多い方が自分の理想に近い中古車を見つけられる確率が上がります。
お店にホームページがあれば取り扱い車種が記載されていることもあるため、ぜひ一度確認して下さい。
気になった車があった場合は、電話やメールなどで在庫状況を確認してみましょう。
また、在庫が豊富な販売店は経営状態が良好と判断できます。
経営状況が良好な販売店は、アフターサービスもしっかりしている傾向があると言えます。
親身になって車を提案してくれる
お客様のライフスタイルや家族構成を加味した上で、おすすめの車を親身になって提案してくれるかどうかも重要です。
例えば免許を取得したばかりなど、まだ運転が不慣れ人なら小回りがきいて運転しやすい車、小さな子供がいる家庭ならチャイルドシートに乗せおろししやすい車、通勤が遠距離の場合、燃費の良い車が良いでしょう。
お客様の目線で車を提案してくれるお店は、購入した後もアフターサービスがしっかりとしていることが多く優良店だと言えます。
わかりやすく質問に答えてくれる
スタッフに質問をしたときに、わかりやすく納得できる回答をしてくれるかどうかも重要です。
展示車両について質問した時に、答えがあいまいな販売店はお客様目線で物事を考えていません。
優良な販売店のスタッフは、事前に販売車両についてどんな装備がついているのか、その車の長所や短所について勉強しているものです。
物を買ってもらいお客様からお金をいただくという姿勢が見えない販売店はアフターサービスも期待できません。
車は購入してからが大事なので、アフターサービスが期待できない販売店は選択枠から外すべきと言えるでしょう。
諸費用の内訳が明確になっている
車両本体にかかるお金だけではなく、諸費用や点検整備費用についてわかりやすく説明してくれるかどうかも大切です。
実際に支払うのは車両本体価格に自動車税や自賠責保険、リサイクル料金といった諸費用を合わせた金額です。
車の名義変更や、登録には別途代行費用がかかります。
税金以外の諸費用は、基本的に販売店が値段を決めています。
購入前に必ず見積書を出してもらい、内容に不明確な点がないか確認して下さい。
高額で不明確な事務手数料や登録代行費用などが記載されている場合には注意が必要です。
見積書の中身を確認し、疑問に感じる部分がある場合は、必ず販売店に確認するようにしましょう。
質問に対して回答内容があいまいな販売店は購入を控えることをおススメします。
快く試乗させてもらえる
中古車を購入するときには、可能であれば試乗してからにしましょう。
中古車を購入した際、試乗をせてもらえず、購入後に故障が多発するような粗悪な車を買わされてしまった例があります。
実車を確認し、実際に乗り心地を試してみることは非常に大切なのです。
多少時間がかかるとしても、足を運ぶことが可能な範囲にある中古車販売店で車を購入することをおすすめします。
また、エンジンやミッションの調子などは実際に車を運転してみないとわかりません。
納車後、ミッションにショックがある、エンジンから異音があるなどがよくある中古車のトラブル事例です。
このような粗悪な車を買わされないためにも、できる限り試乗して納得したうえで購入するようにしましょう。
悪徳中古車販売店がやりかねない不正
悪徳中古車販売店がおこなう不正の手口を2つご紹介します。
少しでも不安のあるお店の場合は、事前にきちんと話を聞いたりして確認を取りましょう。
もし不正が発覚した場合は絶対購入を避けるべきです。
メーター(走行距離)の改ざん
走行距離は車の販売、買取価格に大きく影響します。
なので悪徳業者の場合、走行距離を大幅に戻し不正による高値売却をおこなっています。
最近の車は、デジタルメーターになっているので、昔のアナログメーターに比べ不正をするのは難しくなてきていますが、メーター本体をゴッソリ変えてしまう方法やロックを外す方法などで改ざんすることもあるようです。
車を見ただけでは判断できませんが、走行距離が短いのに一般的な相場に比べ安かったりとおかしな点が見つかったら、他の中古車販売店へ行くことをオススメします。
このような方法で走行距離を改ざんしている業者は、お客様のことは二の次でお金儲けしか考えておらず、そのお店で車を購入しては絶対にしてはいけません。
また、走行距離改ざん車はいくら年式が新しい車であても、売るときの売却価格は二束三文となってしまいます。
修復歴を偽る
修復歴ありの車は、修復歴なしの車に比べ大幅に車としての価値が下がります。
そのため、あえてその事実を伏せて売るろうとする悪徳業者が存在するのも事実です。
修復歴ありとは事故で大破した車を修復した車と思っている人も多いため、修復歴があることを明記して販売するとなかなか売れないことがあります。
そのため、その事実を隠して不正に高く売る悪徳業者も存在します。
お客様に虚偽の説明をして車の販売を行っている業者は、全くもって信用できません。
このような販売店での購入は絶対に避けてくだい。
ただし、修復歴があることを初めから説明し、どこをどのような形で修理したかを詳しく説明してくれる販売店は信用できると言えるでしょう。