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【車検】ブレーキオイル交換は必要?頻度と費用はどれくらい?

くるお
僕の車、こんど車検でブレーキオイルの交換を勧められたけど、やったほうがいいのかな?

営業マン
そうだね。
ブレーキオイルはエンジンオイルと同じで消耗品だから定期的な交換が必要なんだ。
では、ブレーキオイルの交換頻度と、なぜブレーキオイルは交換しなければいけないのかを説明していくね。

ブレーキオイル交換の必要性とは?

新車を購入してから3年後、その後は2年毎にやってくる車検。

その車検の際に、必ずと言ってもいいほど進められるのがブレーキオイル交換です。

エンジンオイルの交換は定期交換の必要性がわかっている方も多いと思いますが、ブレーキオイルはホントに交換が必要なの?って思っている方が多いです。

では、本当にブレーキオイルの交換は必要なのでしょうか?

その真相を詳しく解説していきます。

車のブレーキオイルの役割とは

ブレーキオイルを交換すべきか考える上で、まずはブレーキオイルがどのような役割を果たすのか知っておくことが大切です。

ブレーキオイルの役割や重要性を知った上で、どのような頻度で交換すべきか考えていきましょう。

基本的な知識を身につけておくと、車検時に限らず日々のメンテナンスにも役立ち、愛車のコンディションをよりよい状態に保ちやすくなります。

では、ブレーキオイルの役割について説明していきます。

ブレーキオイルとは油圧式ブレーキで使用される作動油のことをいいます。

自動車は一般的に油圧式ブレーキが採用されています。

油圧式ブレーキは、密閉された管に充填された作動油を、ペダル等を操作して先にあるブレーキシリンダーに圧力を伝えてブレーキキャリパーを作動させ制動する仕組みです。

簡単にいえばオイルを押し出す圧力を使って、ブレーキをかけています。

なので、ブレーキオイルの状態がブレーキの利き具合に直接影響してくるのです。

ブレーキフルードの成分とは?

市販車に使われるブレーキフルードの主成分は、ポリエチレングリコールです。ポリエチレングリコールは、化学成分としては油脂類よりはアルコールに近いと言えます。

ブレーキフルードには、「粘性が低い」「圧力が加わっても体積の変化が小さい」「-50℃でも凝固しない・200℃の熱でも沸騰しない」という化学的な性質が求められます。

それらの条件を満たしているのが、ポリエチレングリコールであるためブレーキフルードの主成分として用いられています。

ブレーキ性能の更なる高品質化が要求されるスポーツカーでは、シリコン系の化学物質も配合してブレーキの性能を高めています。

一般車では、エチレングリコールが主成分となります。

また、ブレーキオイルには塗装を溶かす性質もあるため、交換の際には注意が必要です。

無交換でブレーキオイルを使い続けたらどうなる?

ブレーキオイルは新品の状態では、薄い黄色の液体ですが、使用時間が経過するに連れて茶色く濁っていき、2年後の車検時にはかなり濁った茶色になっています。

これはブレーキオイルが空気中の水分を吸収する性質を持っており、それに伴い色が変化していくためです。

水分を吸収するとブレーキオイルとしての性能が下がります。

具体的にはオイルの沸点が下がります。

沸点が下がると長い下り坂などでブレーキを多用した際、ブレーキの熱によりブレーキオイルが沸騰し、その結果ブレーキを踏んでも車が減速しにくくなるなど大変危険な状態になってしまいます。

これは沸騰によりオイル内に気泡が発生することで、ブレーキペダルを踏んだ力が気泡(空気)の圧縮に使われてしまい、ブレーキキャリパのピストンを押す力が減少するために発生します。

このような状態を「ベーパーロック現象」といいます。

また、ブレーキオイルには、ポリグリコールエーテルというアルコール成分が含まれています。

ポリグリコールエーテルには、吸湿性(周囲の環境より水分を吸収する)があります。

吸湿性は時間に比例して高まり、交換しない時期が長くなるほど水分量が増す傾向にあります。

ブレーキフルードの水分量が多くなると、ブレーキキャリパーの内部やホイールシリンダーの内部といったブレーキシステム内に錆が発生しやすくなります。

ブレーキシステムに錆の範囲が広がっていけば、内部からブレーキフルードが漏れ出してしまいます。

ブレーキフルードが漏れ出すと、直ちにブレーキの性能が落ちてしまう訳ではありません。

しかし、状態を放置してしまうと、いざという時にブレーキが効かなくなってしまって事故の原因となる事は否定できません。

このように、ブレーキオイルは車の制動を司る重要な部分であり、車を安全に使用するためには正しい周期で交換することが大切です。

ブレーキオイルの交換頻度は?

では、ブレーキオイルはどれくらいの頻度で交換したら良いのでしょうか?

ブレーキフルードの交換のタイミングは、車の利用状況や使用するブレーキフルードの規格によって変わってきますが、一般的に寿命は2年~3年であるといわれています。

車の使用頻度が低め、スポーツ走行をしない、などであれば3年に一度の交換でも大丈夫です。

しかし、命を守る重要な部品であることを考えると、車検ごとに交換するのが良いといえるでしょう。

ブレーキオイルの種類は?

ブレーキに使用されるオイルにはDOTという規格が用いられています。

DOT規格とは、日本でいうところのJIS規格のようなものです。

ちなみにDOT(Department of Transportation)日本語に訳せばアメリカの交通省を意味します。

ドライ沸点
吸湿率0%の場合の沸点。新品で購入した場合の沸点

ウェット沸点
吸湿率3.7%の場合の沸点。ブレーキフルードを1~2年使用している状態の沸点

粘度
流動性(ねばねば・なめらか)に関わる数値。
数値が大きくなると、ねばねば状態となり固まりやすくなってしまいます。
低温時に粘度が高ければ、ブレーキ機能に悪影響を及ぼします。

Ph値
酸性・アルカリ性を表している数値。
7.0以下となれば酸性度が強まり、周りの金属系統の部品を腐食させてしまいます。

自動車の発祥の地アメリカでは、主成分・沸点(液体が沸騰する温度)・Ph値の違いからブレーキフルードを上記の表のように分類しています。

一般的な車にはdot3かdot4と呼ばれるグレードが用いられていますので、交換時にはご自身の車と同じグレードのオイルを選択しましょう。

車の取り扱い説明書などを確認するとわかります。

ブレーキオイル交換の量は?

カーレースが趣味という人以外は、頻繁にブレーキフルードを交換する機会はないと思います。

乗用車であれば車の種類によって変わってきますが、だいだい800ml~1,000mlが交換量(全量交換)の目安です。

部分的な交換であれば、300ml~400mlほどで足ります。

ただ、劣化している状態のブレーキフルードに新品のものを混ぜ合わせる使い方は、お勧めできません。

フルードを混ぜ合わせた時の効果は両者の中間になる訳ではなく、低い方の性能が効果を発揮します。

そのため、新しいブレーキフルードと古いブレーキフルードを混合させるよりは、全て新しいブレーキフルードで充填させる全量交換をお勧めします。

ブレーキオイルの交換費用は?

では、ブレーキフルードの交換費用はどのくらいでしょうか?

ブレーキフルードの交換は一般的な乗用車であれば1リットルもあれば大丈夫です。

マスターシリンダーからそそいで徐々に各ブレーキキャリパーやホイールシリンダーへ新油を流し込み・エア抜きをしていきます。

これらの工賃を含め車検と同時であれば、乗用車で5000円〜8000円が相場でしょう。

一般整備でブレーキフルードを交換のオーダーを入れると車検時よりも費用が高くなります。

車検や12ヶ月点検で一緒にブレーキフルードを交換してもらうのが一番経済的となります。

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