

白や黒が人気ってイメージがあるけど、赤や青でもプラス査定になることもあるんだ。
では、ボディーカラーと査定額の関係について詳しく説明していくね。
車の買い替え時や売却時など、どうせ売るならできるだけ愛車を高く売りたいと思うのが皆さんの本心でしょう。
車の車種や年式、装備や程度など査定のポイントはいろいろありますが、「ボディカラー」は査定にどれくらい影響するのでしょうか?
また、車の色が査定に影響するとしたら、何色がプラス査定で、何色がマイナス査定なのでしょうか?
この記事では、車の買取でボディカラーは査定額にどれくらい影響するのか詳しく解説しています。
もくじ
車の査定額に大きく影響する6つの項目
車の査定をする時に、査定員がまず初めに確認するのが以下の6項目になります。
なぜなら、この項目が査定額に大きく影響するからです。
これらを確認すれば、基準となる査定額を算出することができます。
- 中古車市場で人気の車種か
- 修復歴の有無
- 年式
- 色
- 走行距離
- 車両の状態
このように、車の色も査定額に大きく影響する要因の1つとなっています。
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ホワイト&ブラックは査定額が高い?
ブラックやホワイトは、ミニバンから高級セダンまで、車種問わず人気の色となっています。
なのでこのどちらかの色の車に乗っていれば、査定額がアップすることは間違いありません。
あなたの愛車の色がホワイト又はブラックであれば、色の影響でマイナス査定になることはまずないと言えます。
ポイント
人気色であるホワイト&ブラックは全ての車種で査定額アップとなる
イメージカラーも期待ができる?
じゃあ、その他の色はプラス査定にはならないのか?
というと、そうではありません。
車種によってはイメージカラーがあり、愛車がイメージカラーであればプラス査定になります。
「この車といえばこの色」と思い浮かぶ色がありますよね。
例として、フェラーリやアルファロメオのイメージカラーは赤、スバルのインプレッサは青となります。
フェラーリは、「赤い跳ね馬」と呼ばれるくらいですから、イメージカラーである赤であればプラス査定になります。
愛車のイメージカラーがわからないという人は、自動車メーカーのホームページや車のカタログを見てみましょう。
ホームページのトップやパンフレットの表紙に自動車の画像やイラストが載っています。
そのボディカラーがイメージカラーとなっていることが多いので、参考にしてみてください。
ポイント
車種によってイメージカラーがあり、その色も査定額アップが期待できる
人気色であるホワイトやブラックは、査定額が高い傾向にありますが、車種によってはイメージカラーの方が高査定額となることもあります。
限定色はどうなの?
自動車メーカーは、人気車種を期間限定で販売することがあります。
いわゆる「限定モデル、特別仕様車」です。
この販売期間を逃したら2度と入手できないという希少性から、他の車にない付加価値が付きます。
限定車にのみ設定された特別色は中古車市場でも人気が上がりやすく、査定にもよい影響をもたらすパターンがあります。
売却を検討している車のボディカラーが限定色で、さらに外装がきれいな状態で保たれていれば、高額査定を提示してくれる可能性があります。
また、限定色は古い車より高年式車の査定で高値が付く傾向があります。
車色の塗り替えは?
売ろうとしている車が、定番の色やイメージカラーではない場合、高く売るために車の色を塗り替えることを考える人がいるかもしれません。
しかし、全塗装をしてしまうと純正塗装ではなくなるので、中古車市場で車としての価値が大きく下がってしまいます。
売るときの値段のことを考えず、趣味で車の色を変えるのなら話は別ですが、いづれ車を高く売却したいと考えるならばどんな色であっても車を全塗装することはやめたほうがいいと言えます。
車を高く売るための塗り替えは、まったく意味がないということを覚えておきましょう。
2019年に最も多く販売された色は?
2019年に新車販売台数が一番多かった色はホワイトでした。
このことから今現在、最も人気の色であることがわかります。
新車全体の30%がホワイトで、ホワイトの中でもソリッドが20%、パールが10%の内訳となっています。
次に多かったのはブラックの20%。
次がシルバーの15%でした。
また、ホワイトは昔から人気があったように感じるかも知れませんが、実はそうではなく2011年までの10年間はシルバーが1番人気でした。
ホワイトが人気となった理由の1つとしては塗装技術が向上したことに関係があると言えます。
発色の難しいホワイトは、従来の塗装技術では紫外線などの影響により時間とともに黄ばんでくる傾向が有りました。
しかし、塗装技術が進歩したことで現在ではそういったこともなくなり、キレイな色を維持することができるようになっています。
これによりホワイトの人気が上昇し、現在最も人気のある色となっています。
人気色は時代と共に変わる
2019年現在、車の色はホワイトやブラックが人気色となっていますが10年先もそうとは限りません。
今では考えられませんが、昔はグリーンやイエローが人気の時代がありました。
やはり車の色は人それぞれ好みが分かれます。
なので自動車メーカーも多くのボディーカラーを用意しているのです。
実際、査定額にどれくらい影響する?
これは車種や年式によって変わってきますので一概には言えませんが下記例を参考にしてみて下さい。
買取価格が200万円前後の車で算出しています。
アルファード(2015年1月~)
- ホワイト系パール +25万円
- ブラック +25万円
- シルバーメタリック ±0
- グレーメタリック -10万円
クラウン(2012年12月~)
- ホワイト系パール +30万円
- ブラック +25万円
- シルバーメタリック ±0万円
- ダークレッド -20万円
※車種、年式によって査定額は変わります
これはほんの一例ですが、このように買取価格が200万円以上の車の場合、人気色と不人気色では50万円近くもの差が発生する事があります。
新車販売価格が400万円以上する車を新車で購入し、3年以内に乗り換える予定の方は、自分好みの色よりも査定額を考慮して人気色を優先的に選択した方が良いといえるでしょう。
各色ごとのメリット、デメリット
車のボディカラーは色によって様々な特徴があります。
ではそれぞれを見ていきましょう。
<ホワイト系>
鮮やかで人気No,1のホワイトですが、水あかやどろ汚れが目立つなどのデメリットもあります。
特にやっかいなのが水あかで、スポンジで擦っただけではキレイにならないことも。
常にキレイなコンディションを維持するにはそれなりの手間がかかってきます。
<ブラック系>
ホワイト系に次いで人気のブラック。
洗車後の満足度は非常に高いでしょう。
しかしホワイト同様、汚れが目立ちやすいデメリットもあります。
ホワイトやシルバーに比べ小キズが非常に目立ちやすいのが難点です。
<シルバー系>
他の色に比べるとキズや汚れが目立ちにくいのがシルバーです。
日々忙しい方や普段はあまり洗車をしない方にはオススメの色です。
また、最近のシルバーはとても発色が良いため、好んでシルバーを選択する方が増えています。
不人気色でも高額査定が狙える!
一般的に不人気色と言われている、グレー系、グリーン系、ブルー系などは残念ながら下取りや、買取り店への持ち込みでは高額査定を狙うのは非常に難しいと言えます。
しかし、不人気色でも高額で売却できる方法があります。
そこでオススメするのがネット車査定。
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