



今回はバッテリーの寿命と、いざあがってしまった時の対処法を詳しく説明していくね。
もくじ
バッテリーの寿命って何年?交換の目安は?
車のエンジンをかけようとしたら・・・。
えっ、かからない!なんてことになったらパニックですよね。
そうならないためには、バッテリーの寿命を知ることが非常に重要となります。
本記事では、バッテリーの平均寿命、交換時期のサイン、バッテリーがあがってしまった時の応急処置、バッテリーの交換方法を合わせてご紹介していきます。
バッテリーの寿命は何年?
重要ポイント
使用環境によっても違いますが、バッテリーの平均寿命は3~4年です。
使用開始から3年を過ぎたバッテリーは、バッテリーあがり予備軍となるため、注意が必要となってきます。
また、4年以上使用できる場合もありますが、いつバッテリーあがりを起こしてもおかしくない状態でありとても危険です。
急なバッテリーあがりのリスクを減らすために、4年以内での交換をおすすめします。
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バッテリー交換のサインとは?
バッテリーの寿命が近づいてくると、以下のような様々な症状が現れてきます。
- セルモーターの回転が弱い
- エンジン回転数によって、ヘッドライトの明るさが変わる
- パワーウィンドの開閉が遅い
- アイドリング時、パワーウィンドウを開閉させるとヘッドライトが暗くなる
- バッテリー液の減りが早い
このような症状が現れた場合には、いつバッテリーあがりを起こしてもおかしくないので、早急にバッテリーを交換しましょう。
バッテリーがあがってしまった時の対処法
万が一バッテリーがあがってしまった場合、どうしたら良いのでしょうか?
JAF(ロードサービス)を呼ぶ
JAF(ロードサービス)会員に入っている方であれば、JAF(ロードサービス)を呼びましょう。
無料でエンジンをかけてもらえます。
※非会員の場合、12880円(昼間)かかります
日中は早ければ、20分前後で来てもらえますが、出退勤などの時間帯は混んでいることが多く、1時間待ちとなることもあります。
ブースターケーブルを繋いでエンジンをかける
ブースターケーブルを持っていて、救援車がいる場合はこの方法が一番早いです。
しかし、ケーブルを繋ぐ場所や手順を間違えると車の故障やケガにつながる恐れがあるため注意が必要です。
繋ぐ手順は以下になります。
手順
- 故障車のプラス側端子に(赤)ケーブルをセットする
- 救援車のプラス側端子に(赤)ケーブルをセットする
- 救援車のマイナス側端子に(黒)ケーブルをセットする
- 故障車のエンジンブロック(エンジンの金属部分)に(黒)ケーブルをセットする
- 救援車のエンジンをかける
- 故障車のエンジンをかける
故障車のエンジン始動後は、逆の手順でブースターケーブルを取り外します。
※ケーブルセット時は、必ずエンジンを切った状態で行ってください
バッテリーあがりの原因
バッテリーあがりにはいくつかの原因が考えられます。
- バッテリーの劣化
- ライト類の消し忘れ
- 長期間エンジンをかけていない
- エンジン停止時のオーディオやエアコンの過剰使用
- バッテリー液の減少
バッテリーの劣化の場合、新しいバッテリーへの交換が必要となります。
バッテリーの交換方法
バッテリーの劣化の場合、交換が必要となります。
交換手順は以下となります。
※作業前に必ずエンジンを止めキーを抜いてください
古いバッテリー外し
1.バッテリーのマイナス側ケーブルを外す
※ショートする危険があるため、必ずマイナス側のケーブルから先に外す
2.バッテリーのプラス側ケーブルを外す
3.バッテリーを固定している金具を外す
※固定金具や使用している工具が、バッテリーのプラス、マイナス端子それぞれに同時接触しないように注意(引火爆発の危険性あり)
4.古いバッテリーを車体から取り外す
新しいバッテリーの取り付け
1.新しいバッテリーを車体にセットする
※極性(+、-)の向きに注意し、走行中外れないようにしっかり固定する
2.バッテリーのプラス側にケーブルをセットする
※ショートする危険があるため、必ずプラス側のケーブルから取り付ける
3.バッテリーのマイナス側にケーブルをセットし端子カバーを付け完了
※腐食防止のため、ターミナルに腐食防止グリスを塗ることをお勧めします
まとめ
私自身、何度か経験しましたが急なバッテリーあがりは非常に困りますよね。
なので私の場合は3~4年でバッテリーを交換しています。
また、ブースターケーブルは車のトランクに常備し、万が一の車のトラブルに備えてJAF(ロードサービス)にも入会しています。
JAFってロードサービスだけでなく買い物や食事の時、会員証を提示することで色々なお店で割引になったりと、お得になることが結構あります。
これを機会にバッテリーの交換、ブースターケーブルの購入、JAFへの入会を検討し安心したカーライフを送ってみてはいかかでしょうか。